ここ最近記憶術に関する書籍に興味があり読んでいたが、本書はそれらを雑誌形式で読みやすくまとめた一冊といえる。
記憶の仕組みを脳の構造から説明していたり、覚えやすいもの覚えにくいものを科学的に説明している。
また、日々の生活習慣から睡眠と記憶の関係、入浴や散歩の記憶への効果なども解説されている。
また、認知特性により人は視覚優位者、言語優位者、聴覚優位者と分類され、それぞれの認知特性に応じて得意・不得意な覚え方があり、どう対処すればよいかも記載されている。
筆者はいくつかの書籍を読んでこれらを把握したがそれらが一冊でかつカラーのイメージが随所についていて、時間のないビジネスパーソンにはオススメの一冊といえる。
ただし、A4の雑誌構成なので、通勤に持ち歩いて読むのは△。自宅やカフェなどで軽く時間の空いたときに読むのにベターな一冊。